白内障

70代でほぼ全員に起こる目の病気

白内障。70代でほぼ全員に起こる目の病気であり、早い人で40代から起こる。加齢とともに水晶体が濁ってくる老人性白内障は手術で水晶体を替えなければならない。そこで最近注目されているのが多焦点レンズ、いわゆるマルチレンズだ。『日刊ゲンダイ』(2014年11月18日)では、「より安全で失敗のない手術を可能にした最先端のレーザー」という記事を掲載している。
どうしてだろう

記事は、日本眼科学会専門医でアメリカ眼科学会の役員理事をつとめ、海外で医学部眼科の教授も務めるなど国際的に活躍している「冨田実アイクリニック銀座」の富田実院長に白内障治療についての説明を受けている。

結論からいうと、白内障手術は濁ったレンズを交換するのだが、遠くも近くもよく見えるようになるマルチレンズの白内障手術もあるという話だ。

白内障は、症状が進行して日常生活に支障が出るようであれば、濁った水晶体を取り除き、代わりに人工の眼内レンズを挿入するが、保険適用される従来のレンズは単焦点レンズという。

単焦点レンズを入れる場合、文字通り「単」だから、遠くに焦点を合わせるか、近くに焦点を合わせるかの選択をしなければならない。

近くに焦点を合わせると遠くが見えないし、さりとて遠くの見え方に焦点を合わせると、今度は新聞などの文字を読むためには必ず老眼鏡が必要になってしまう。

そこで登場するのが多焦点レンズ、いわゆるマルチレンズというわけだ。

これは保険適用外であるにもかかわらず、その便利さから多焦点レンズを選ぶ人が急増していると富田実院長は紙上で述べているのだ。

「当院で白内障手術を受けた方の約9割が、この多焦点レンズを選択されています。さらに、中間距離にも焦点が合う多焦点レンズも開発されていますので、手術後も快適な生活を送られています。手術を受けた方の多くは、遠くが1・5、近くが1・0にまで見えるようになっていますので、そのメリットは大きいですね。手術を受ける前に、多焦点レンズという選択肢を知っておくことは大事なことだと患います」

それにしても、9割というのはすごい。

単焦点よりも便利なことは分かったが、ではなにか気をつけることはないのか。

富田実院長は、「濁った水晶体を取り除く際に、まず水晶体を包んでいる袋(嚢)の前面を丸くくり抜きます。医師がフリーハンドで行う従来の手技では、正確な円にくり抜くことは不可能で、歪んでしまうと多焦点レンズの性能が十分に発揮されない」ので、「コンピューター制御で正確な手術ができるレーザー白内障手術がベストな方法です」という。

東京でレーザー白内障手術が受けられる施設は2~3施設ほどだが、富田実院長の冨田実アイクリニック銀座ではその手術が可能という。

近眼の人ならわかるが、眼が見えるようになれば、おそらく世界観が一変するのではないだろうか。

まだ白内障の手術をしていない人は、検討の余地があるものかもしれない。

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