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科学の判定に政治が絡む!?

PM2.5は発がん性がないといわれていましたが、それと異なる見解がWHO(世界保健機関)からでて話題になっています。PM2.5は春先から話題になっているので、多くの人に脅威を与えているかもしれません。しかし、『東京スポーツ』で連載している吉田眞医師は、その見解に懐疑的です。いったいどういうことなのでしょうか。WHOの見解と吉田眞医師の回答を見比べてみましょう。
まず、世界保健機関(WHO)の見解ですが、『日本経済新聞』(2013年10月18日付)から引用します。
【ジュネーブ=共同】世界保健機関(WHO)の専門組織、国際がん研究機関(本部フランス・リヨン、IARC)は17日、微小粒子状物質「PM2.5」など大気汚染物質による発がんリスクを5段階の危険度のうち最高レベルに分類したと発表した。
ということです。「最高レベルに分類」というのは脅威です。
しかし、『東京スポーツ』(2013年11月6日付)で連載している吉田眞医師の「医学情報のウソ!ホント?」にはこう書かれています。

PM2.5と発がん性の真相
う~ん、WHOに認定されてしまうと、「そうなんでしょうね」と言うしかないですが…。
 PM2.5とは「2.5マイクロメートル以下の大気中の微粒子」のことで、ヒトが吸入すると肺の奥まで侵入しますが、その粒子は時間の経過とともに自然と体外に排除されます。
 ですが、長期間喫煙するとたばこの煙の微粒子が肺に沈着するのと同じように、PM2.5も吸入し続ければ、微粒子が肺に残留すると考えられます。
 ここからはやや専門的な説明になるのですが、「微粒子が肺に付着すること」と「(肺)がんになる」こととは「イコールな関係」ではありません。
 タールやアスベストのような〝慢性炎症を起こす物質″は少量でも発がんリスクとなり得ますが、PM2.5を少量吸った程度では肺がんにはならないからです。
 おそらく、PM2.5は〝肺が傷付くほど大量に蓄積″した場合に発がん性が生じる、というのが事実なのでしょう。実際にWHOも「(PM2.5そのものではなく)大気汚染が最大の問題」と報じています。
 気になるのは、なぜ今になってWHOが大気汚染を危険視し始めたか、です。「PM2.5自体が炎症を起こす」とは明言していない点を踏まえると、との報告は科学というよりは政治的、つまり、中国の社会事情をけん制する欧米の策略があるように感じられます。


ということです。先日も千葉でPM2.5が基準値を超えたと報じられましたが、だからといって即肺がんというわけではない、ということです。科学と政治、微妙な関係ですね。
ここまでわかったPM2.5本当の恐怖―謎の物質を科学する

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  • 作者: 井上 浩義
  • 出版社/メーカー: アーク出版
  • 発売日: 2013/07
  • メディア: 単行本
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