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虫歯菌と歯周病菌の違いは……

虫歯、歯周病・どちらも歯やその周辺の異常で、ある事自体が健康に望ましくありません。しかし、その2つに対照的な研究結果が発表されました。虫歯(う歯)はがんになりにくく、一方で歯周病はがんになりやすい。『日刊ゲンダイ』(10月11日付)のベタ記事に興味深いことが書かれています。
虫歯と歯周病
一見、奇異に感じる研究成果を報じたのは先月の米国医師会の頭頚部外科学会誌。ロの中やのどの扁平上皮がんと診断された399人と、それと同世代の健康な221人を比較。口腔内の異常とがんの発症との関連性を調べたところ、虫歯の本数ならびに治療した歯の数が多いほど、口腔内や咽喉のがんリスクが低下したという。
 面白いのは、この発表をした同じ研究グループが以前、歯周炎になるとがんのリスクは高まると発表していたこと。
 つまり、虫歯はがんを抑制し、歯周炎や歯槽膿漏はがんリスクを高めるというのだ。
 そもそも喉頭がんは喫煙と深いかかわりがあることが知られているが、米国では喫煙人口が減り続けながら、喉頭がんは増え続けている。そのため、喫煙以外のリスク因子がある、と考えられていた。


実に興味深い記事ですね。

ところで、虫歯や歯周病はどうしてなるかご存知ですか。

菌です。虫歯菌や歯周病菌が歯や口内を侵していくのです。

虫歯菌は、歯についた食べ残しの中の糖を餌にしています。だから、歯を磨かないと虫歯になると言われるのです。

そして、虫歯菌は酸をばらまきます。その酸が歯に穴を開けてしまうのです。その状態を虫歯というのです。

歯周病菌は、血中に入り毒素をまきちらして病気を作り出します。

歯周病にかかっている人が、生活習慣病の割合が有意に高くなっていることは、すでに疫学調査を根拠にいわれています。

ということはどうなんでしょう。

虫歯菌の酸が、がんの因子に対して抑制的にはたらき、歯周病菌は生活習慣病にはたらきかけるように、がんの原因になっているということでしょうか。

しかし、それはそれとして、虫歯もできることならきちんと治しておきたいところです。

歯がきちんとしていないと、ものも噛めないし、唾液も出ません。それ自体が健康を損ねる遠因になるとも言われています。

虫歯も歯周病も気をつけたいところです。

『歯は磨くだけでいいのか』(文春新書)という書籍によると、歯が悪くなるのは老化現象ではなく、虫歯菌や歯周病菌によることを指摘。歯のコンディションと健康が表裏一体であることを説明し、その予防と治療法について紹介しています。
歯は磨くだけでいいのか (文春新書)

歯は磨くだけでいいのか (文春新書)

  • 作者: 蒲谷 茂
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2013/02/20
  • メディア: 単行本
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