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胃は消化だけでなく空腹時の運動もある

胃のはたらき、ご存知ですか。食べたものを消化して腸に送る、ということまではわかります。しかし、それだけではないのです。夜中に食べると胃もたれするのは、その消化活動以外の活動が関係しています。
真夜中に活発に動きます。普通なら、夜中といえば消化が終わり空腹時です。なぜそのときに活発に動くのか。それは、食べ物の残りカスや、新陳代謝で脱落した胃の細胞を押し流すためです。

胃の中の物は、消化されて全てがきれいに腸に行くとは限りませんし、胃は体の中でももっとももっとも代謝が活発なので、空腹時の胃の動きは、次の消化活動のためにも必要なのです。

夜中にモノを食べると、本来その活動をするときに消化活動を行わなければならないので胃もたれするわけです。

「胃力アップで病気を防ぐ」という連載で、江田証医師がわかりやすい読み物で胃についての理解を助けてくれています。

胃は真夜中に活発に動く
「お掃除ブーム」といわれています。掃除をすることで人生が開けるーといった本が売れているそうです。今回は部屋ではなく、体の根本を支える「体のお掃除術」について取り上げたいと思います。 胃の動きには大きく分けて2つの運動があります。
①「食後の運動」
 胃に食べ物が入ると「日の出口付近の「幽門前庭部」が1分間に3回、規則的に動て食べ物を細かく砕き、2ミリ以下になったものを胃から排出する。この運動は食後3~4時間続く。
②「空腹時の運動」
 午前〇時から朝方までの空腹時、胃の上部の「胃隆部」が強く収縮して、食べ物の残りカスや脱落した胃の細胞を一気に胃の外に押し流して掃除をする。
 胃は夜中の空腹時の方が、食後よりずっと活発に動いて「大掃除」をしているのです。
 しかし、夜遅くに食事をしてしまうと、「食後の運動」が夜中にも続いてしまい、「空腹時の運動」になかなか移行できなくなります。胃の掃除が十分にできないと胃もたれにつながります。夜、食事をするなら、遅くとも9時までには済ませ、胃の掃除力を味方につけるべきなのです。
 夜中にずっと働いていた胃も、明け方になると動きが鈍ります。朝になると交感神経が緊張し、胃の動きを抑えるのです。また、出社前にはストレスホルモンである「CRP」が脳の視床下部から分泌されます。これも胃の蠣動運動を弱めます。
 そのため、朝食は胃の働きをあまり必要とせず、胃液だけで消化できるものが望ましいといえます。たとえば、ゆで卵、豆腐、鶏肉のささみ、白身魚などをとり、逆にベーコンや霜降り肉、サンマやアジの開きといった脂肪の多い魚などは避けるのがコツです。
 良質なタンパク質をとった後で、脳のエネルギーに変わる米やパンなどの糖質を迫加すれば、理想の食事といえます。(「日刊ゲンダイ」9月11日付)


胃液が出る限り、食べても消化はします。それが胃の仕事です。しかし、胃の活動はそれだけではないから、空腹の時間を作ることが大切なのです。
健康情報・本当の話

健康情報・本当の話

  • 作者: 草野 直樹
  • 出版社/メーカー: 楽工社
  • 発売日: 2008/05
  • メディア: 単行本
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