科学者でもオタクでもない普通の人のスケプティクスな健康情報論考

高濃度ビタミンC点滴療法の真相
『日刊ゲンダイ』(2015年9月10日付)
高濃度ビタミンC点滴療法。数年前から話題になっている。ビタミンCをその人の体重とほぼ同じ数字のグラム数だけ点滴で投与して、そのビタミンCにがん細胞を殺してもらうという治療法である。日本では、美容系のクリニックだけでなく、アンチエイジングに取り組むクリニックでも行っている。
信号無視の原因が緑内障だったなんて!?
緑内障
緑内障は、健康診断における眼底検査、もししくは新聞の字が読めないなどの自覚症状などから発覚するといわれているが、ほとんどが前者であろう。なぜなら、眼はふたつあるので、多少視野が欠損しても補えて気づきにくいからである。完全に失明でもしないと、病院にはかけこまないのではないだろうか。
超高濃度ビタミンC点滴療法と断糖食事療法を同時に

点滴

超高濃度ビタミンC点滴療法というのがある。文字通り、大量のビタミンCを点滴で体内に入れることで、がん細胞をやっつけるというものだ。ビタミンCはがん細胞に対して過酸化水素が発生してがん細胞を退治するが、それをより効果的にするために、断糖してがん細胞がビタミンCを採り入れやすくするというものである。
光線免疫療法、がん僕滅の切り札になるか
光線免疫療法という聞きなれない治療法が、『日刊ゲンダイ』(2015年4月16日付)の「医者の内緒話」というコーナーに出ていた。体に優しい最新がん治療で、かつその治療をすることで免疫力もつくというのだ。スケプティクスな立場から見れば、にわかには信じがたい。がん治療は生易しいものではないから、いささかウマすぎる話にも聞こえなくはないのだ。話の主は「都内の40代内科医」ということになっている。
糖尿病とすい臓がんの深い関係
糖尿病といえば、インスリンの病気。インスリンといえば膵臓。ということで、疑われるのは糖尿病とすい臓がんの関係。結論から述べると、糖尿病とすい臓がんには深い関係があるという話である。今回はその関係をスケプティクスに考えよう。糖尿病の人とそうでない人を比べた場合、糖尿病の人の方が1.2倍がんを発症しやすく、とくに膵臓がんや肝臓がんは約2倍、大腸がんは約1.4倍も発症リスクがアップするという調査が紹介されている。
腎がんの治療、ロボット支援で内視鏡部分開腹へ
腎がん(腎臓のがん)。腎臓に発生する、腎細胞がんと腎盂がんの創傷である。従来は開腹して、腎臓をまるごと切除するのが標準治療だった。それが、腎細胞がんならロボットを使った腹腔鏡手術で、切除も部分的に行うという新しい処置が最近注目されているという話である。それによって、体にも負担が少なく、腎臓も残したまま社会復帰できる道筋ができたというわけだ。その内容については、『日刊ゲンダイ』(2015年3月6日付)が「先進医療ガイド」という連載の中で明らかにしている。
心臓病や血管ボロボロに和温療法が期待されている!
和温療法について書く。スケプティクスな話である。心臓病や血管がボロボロな人は、いつも心筋梗塞や動脈瘤破裂、脳卒中などのリスクを心配しているのではないだろうか。何とか画期的な治療はないものか。ということで最近注目されているのが、和温療法である。それは何と医療用サウナに入る治療というのだ。心臓病にサウナとはこれ如何に。
C型肝炎、新薬で完治する時代と話題になっている
C型肝炎といえば、国内で約3万人が亡くなっている肝がんの80%を占めるといわれている。原因はウイルス(HCV)にあり、それが感染している人の血液が他の人の血液の中に入ることで感染する。多くは医療器具や輸血などが原因といわれている。15日~160日の潜伏期間で、そのうち7割が初期症状がほとんどないまま慢性の肝炎に移行する。ただし、空気感染や経口感染はない。
白内障、遠くも近くもよく見える多焦点レンズ
白内障。70代でほぼ全員に起こる目の病気であり、早い人で40代から起こる。加齢とともに水晶体が濁ってくる老人性白内障は手術で水晶体を替えなければならない。そこで最近注目されているのが多焦点レンズ、いわゆるマルチレンズだ。『日刊ゲンダイ』(2014年11月18日)では、「より安全で失敗のない手術を可能にした最先端のレーザー」という記事を掲載している。
認知症をスケプティクスな観点からみるアンケート
認知症。なってみないとピンと来ないかもしれない。自分だけはならないとタカをくくっている人もいるかもしれない。しかし、実際に認知症になった人と、なっていない人に決定的な違いがあるわけではない。つまり、誰であってもならないという保証はない。ということで、認知症をスケプティクスな観点から見ていこう。

医療最新情報 健康食品懐疑 ヒートショックプロテイン 湿潤療法 緑内障